GuliKit ES MAXを徹底解説|ES Proとの違い・新型TMR・背面ボタン・低遅延性能

 
実機レビュー / Gaming Controller

GuliKit ES MAX徹底レビュー
新型TMR・背面2ボタン・低遅延性能を検証

ES Proの軽快さに、実戦向けの操作性を追加。
Switch 2・PC対応の上位モデルを詳しくレビューします。

一体型TMR背面2ボタン2-in-1トリガーHyperlink 2有線1000HzSwitch 2対応スリープ解除対応
GuliKit ES MAXコントローラーの正面

GuliKit ES MAXは、ES Proのシンプルな非対称レイアウトを受け継ぎながら、新しい一体型角度検出TMRスティック、2つの背面ボタン、デジタル/アナログを切り替えられる2-in-1スマートトリガーを追加した上位モデルです。Hyperlink 2アダプターも同梱され、PC・Switch 2・スマートフォンで使えます。

結論から言うと、ES MAXは「ES Proの軽快さは好きだが、背面ボタンと短いトリガー入力、安定したワイヤレス接続も欲しい」という人に向いています。TT MAXほど機能を増やさず、ゲーム中に使う機能を重点的に強化したバランス型です。

レビュー方針:本記事では筆者環境での実機使用を基に、外観、操作系、接続方法、シリーズ間の違いを整理しています。入力遅延は接続環境やファームウェアで変動するため、掲載値は接続方式を選ぶための目安としてご覧ください。

この記事の要点

GuliKit ES MAXは、Switch / Switch 2 / Windows PC / SteamOS / macOS / Android / iOSに対応するワイヤレスコントローラーです。ES Proの基本性能を土台に、一体型角度検出TMRスティック、背面2ボタン、スマートトリガー、交換式スティックキャップを追加しています。

有線最大1000Hz、ワイヤレス最大730Hzの高速通信に対応。付属のHyperlink 2はBluetooth通信環境を提供する多機能アダプターで、周囲の無線環境による影響を抑え、より安定した接続を実現しやすくします。

操作系は、非対称スティック配置、4方向/8方向を切り替えられるタクタイルDパッド、感度調整、デッドゾーン設定、ABXY割り当て変更に対応。Switch/Switch 2はコントローラーからのスリープ解除にも対応し、日本語対応のGuliKitアプリからスティックカーブ、トリガー開始位置、振動、背面ボタンなどを画面で調整できます。

結論:ES MAXは、ES Proでは機能が少し足りないものの、TT MAXほど多機能でなくてよい人に向いたモデルです。背面2ボタン、短いトリガー入力、新型TMR、Hyperlink 2を重視するなら、GuliKitの中でも特にバランスの良い選択肢です。
4.5
総合評価
4.7
機能性
4.5
操作性
4.6
接続性

GuliKit ES MAXはどんなコントローラーか

ES MAXは、GuliKitのeスポーツ向けESシリーズに加わった上位モデルです。左スティックを上、Dパッドを下に配置したXbox系の非対称レイアウトを採用し、PCゲームや3Dアクション、FPS/TPSへ移行しやすい形状です。

立ち位置は、安価でシンプルなES Proと、多機能なTT MAX/KK3 MAXの中間です。背面入力とトリガー切り替えは欲しいものの、4つの背面パドル、RGB、磁気浮上振動、スティックテンション調整までは必要ないユーザーに適しています。

  • ES:価格優先。Hall Effectスティックの基本モデル
  • ES Pro:TMRスティックと各種調整を加えたシンプルモデル
  • ES MAX:新型TMR、背面2ボタン、スマートトリガー、Hyperlink 2を追加
  • TT MAX:左右対称配置、背面4パドル、テンション調整、磁気浮上振動を搭載

開封・同梱品

同梱品は、ES MAX本体、USBデータケーブル、Hyperlink 2 Bluetoothアダプター、説明書です。Hyperlink 2を追加購入せず、安定したBluetooth通信環境を利用できます。

GuliKit ES MAXの製品パッケージ

GuliKit ES MAXの外箱

GuliKit ES MAXの同梱品一式

本体、USBケーブル、Hyperlink 2アダプター、説明書が付属

製品仕様(スペック表)

製品名GuliKit ES MAX Controller
対応機種Windows PC / SteamOS / macOS / Android / iOS / Nintendo Switch / Switch 2
接続方式USB-C有線 / Bluetooth / Hyperlink 2 Bluetoothアダプター
Switch機能Switch / Switch 2のスリープ解除、ジャイロ、振動に対応(NFC / Amiibo非対応)
スティック一体型角度検出TMRジョイスティック
スティックキャップ交換式、アンチフリクション「KKリング」対応
トリガーHall Effect / デジタル・アナログ切り替え式2-in-1スマートトリガー
背面ボタンプログラム可能なG1 / G2の2ボタン
Dパッドタクタイル式、4方向 / 8方向モード切り替え
ポーリングレート有線最大1000Hz / ワイヤレス公称最大730Hz
振動ローターバイブレーション、強度調整対応
ジャイロ対応、PCモーションエイムアシスト対応
主な設定ボタン割り当て、スティック感度、デッドゾーンON/OFF、振動、連射、ABXY配列変更
同梱品Hyperlink 2アダプター(PC05)、USBデータケーブルほか
ファームウェアES / ES Pro / ES MAX共通系統(最新バージョンは公式アプリ/サポートページで確認)
通常価格7,999円(税込)
発売日2026年8月12日
対応機能、付属品、ファームウェアは地域や販売時期によって変更される場合があります。購入時は販売ページと公式サポート情報も確認してください。

ES・ES Pro・ES MAXの違い

機能ESES ProES MAX
スティックHall Effect
2200段階公称
分離型TMR
4000段階公称
一体型角度検出TMR
背面ボタンなしなし2つ
トリガーHall EffectアナログHall Effectアナログデジタル / アナログ切り替え
Hyperlink 2アダプター別途用意別途用意同梱
交換式スティックキャップなしなし対応
Dパッド4 / 8方向非対応対応対応
スティック感度調整非対応対応対応
ABXY割り当て変更非対応対応対応
PCモーションエイム非対応対応対応
有線 / ワイヤレス公称1000Hz / 730Hz1000Hz / 730Hz1000Hz / 730Hz
GuliKit ES MAXのタクタイルDパッド

4方向/8方向を切り替えられるタクタイルDパッド

ES ProからES MAXへ買い替える理由は、新型TMRだけではありません。ゲーム中の操作に直接効く背面2ボタン、短いストロークで反応させられるデジタルトリガー、同梱アダプターの3点が大きな差です。これらを使わないなら、ES Proの方がシンプルで扱いやすい選択肢です。

一体型角度検出TMRスティック

ES MAXで最も注目したいのが、一体型角度検出TMRジョイスティックです。TMRは磁気を利用してスティック位置を読み取る非接触式センサーで、一般的な接点式ポテンショメーターより摩耗の影響を受けにくい方式です。

ES Proの分離型TMRに対し、ES MAXは磁気検出部と可動構造を一体化した角度検出方式を採用します。部品間の機械的な伝達誤差を抑え、入力角度を一貫して読み取ることを狙った構造です。微小なエイム操作、ゆっくりしたカメラ移動、レースゲームのステアリングとの相性が期待できます。

GuliKit ES MAXの一体型角度検出TMRスティック

一体型角度検出TMRスティックと摩擦を抑えるKKリング

TMRや公称分解能だけで操作感は決まりません。ゲーム側のデッドゾーン、感度、入力カーブ、ファームウェア設定も含めて調整することが重要です。

交換式KKリングスティックキャップ

スティックキャップは交換式で、軸周辺には摩擦を抑える「KKリング」を備えます。外周へ倒し切ったときの擦れを減らし、滑らかな回転操作を狙った構造です。

2-in-1スマートトリガー

LT / RTは、アナログ入力とデジタル入力を切り替えられる2-in-1スマートトリガーです。背面スイッチでゲームジャンルに合わせて切り替えます。

  • アナログモード:押し込み量を段階的に検出。レースゲームのアクセル/ブレーキ、繊細な入力に向く
  • デジタルモード:浅いストロークで素早くON/OFF。FPSの射撃やアクションゲームの連打に向く
GuliKit ES MAXのLT・RTトリガーとUSB Type-C端子

上部中央にUSB Type-C端子、左右にLT・RTトリガーを配置

GuliKit ES MAXのR・ZRショルダーボタン

右側のR・ZRボタン。トリガーはデジタル/アナログを切り替え可能

ES ProのHall Effectトリガーは耐久性とアナログ入力が魅力でしたが、FPSでは深いストロークが気になる場面があります。ES MAXは入力方式を物理的に切り替えられるため、1台をレースとFPSの両方で使いやすくしています。

プログラム可能な背面2ボタン

背面にはG1 / G2の2ボタンを搭載します。FPSならジャンプとしゃがみ、アクションなら回避とダッシュを割り当てることで、右スティックから親指を離す回数を減らせます。

GuliKit ES MAXの背面とG1・G2ボタン

背面にはプログラム可能なG1・G2ボタンと各種切り替えスイッチを搭載

ゲームG1G2
FPS / TPSジャンプしゃがみ / スライディング
アクション回避ダッシュ
RPGマップアイテム / ショートカット
レースシフトダウンシフトアップ
4パドルのTT MAXほど多くの操作は割り当てられませんが、2ボタンは覚えやすく誤操作も抑えやすい構成です。高度なシフトレイヤーより、使用頻度の高いゲームパッド操作を追加する使い方に向いています。

GuliKitアプリの使い勝手を実機確認

ES MAXはiOS/Android向けのGuliKitアプリに対応しています。実際に接続すると、コントローラー名とファームウェアを確認でき、複雑なボタン操作を覚えなくても画面上から各種設定を変更できます。

GuliKitアプリでES MAXを認識した設定ホーム画面

ES MAXを認識したホーム画面。撮影時はファームウェア4.2と表示

使い勝手の印象:設定項目が大きなタイルで整理され、日本語表示にも対応しています。「保存して終了」ボタンが各画面に用意されているため、変更内容を確定する流れも分かりやすいです。

アプリから設定できる主な項目

ボタン設定
キーマッピング、連射、ABXY入れ替え、十字キー、背面ボタン
ジョイスティック
入力確認、中央デッドゾーン、感度レベル、出力率、レスポンスカーブ
トリガー
ZL/ZRを個別に選び、トリガー開始位置を数値で調整
バイブレーション
低・中・高・オフを選択し、左右モーターを画面上でテスト
ゲーム向け機能
ジャイロエイム、ゲーミングモード、プロファイル管理
管理機能
ファームウェア確認、工場出荷時リセット、ユーザーマニュアル
GuliKitアプリのES MAX設定項目一覧
設定一覧。背面ボタン、ジャイロ、プロファイルまで一画面から選べます。
GuliKitアプリがES MAXを検索している画面
未接続時の検索画面。コントローラーを対応モードで接続し、電源を入れたまま待ちます。

トリガーは開始位置を画面で微調整できる

ZL/ZRを切り替え、アナログ入力が始まる位置をスライダーで調整できます。レースゲームでは踏み始めの感覚を整え、FPSでは浅い入力から反応させるなど、ゲームに合わせた調整がしやすくなっています。

GuliKitアプリのトリガー開始位置調整画面
ZL/ZRを個別に選択し、開始位置を数値で確認しながら調整できます。
GuliKitアプリのバイブレーション強度設定画面
振動は低・中・高・オフの4段階。左右モーターの動作確認もできます。

スティックは感度だけでなくレスポンスカーブも編集可能

左右スティックを切り替えて入力状態を確認でき、中央デッドゾーンはオフ/アダプティブから選択できます。感度は3段階に加えて出力率を調整でき、レスポンスカーブはグラフ上のポイントを動かして保存できます。

GuliKitアプリのスティック感度とデッドゾーン設定画面
左右の入力確認、中央デッドゾーン、感度レベル、出力率をまとめて設定。
GuliKitアプリのジョイスティックレスポンスカーブ調整画面
レスポンスカーブはグラフを見ながら編集し、保存・復元できます。

接続から設定保存までの流れ

  1. ES MAXをPC、Switch 2、スマートフォンなどの対応機器へ接続し、電源を入れた状態にします。
  2. GuliKitアプリを起動し、必要に応じて「付近のデバイス」などの権限を許可します。
  3. ES MAXが認識されたら、ホーム画面から変更したい項目を選びます。
  4. 設定後に「保存して終了」をタップし、ゲーム内で操作感を確認します。
接続できないとき:本体の接続モード、接続先とのペアリング、アプリの権限、ファームウェアの状態を順番に確認します。画面に表示されるバージョンは撮影時点のものなので、利用時はアプリと公式案内で最新バージョンを確認してください。
注意点:設定できる項目はコントローラーとファームウェアによって異なります。また、現状はスマートフォン中心のアプリで、PCのキーボード入力やマウス操作、複雑なマクロを背面ボタンへ登録するタイプの設定ソフトではありません。

総合すると、ES MAXのアプリは「本体のボタン組み合わせを覚えず、視覚的に調整したい人」に便利です。特にスティックカーブ、トリガー開始位置、振動テストは変化を確認しながら設定でき、ES MAXの調整機能を使いやすくしています。

パッド接続方法と対応機種

Windows PC / SteamOS / macOS

PCではUSB-C有線、Bluetooth、Hyperlink 2 Bluetoothアダプターを使い分けられます。入力遅延を優先するなら有線、Bluetooth通信の安定性を重視するならHyperlink 2、Steam Deckなどで手軽に使うなら本体のBluetoothが便利です。PCモーションエイムアシストにも対応します。

Nintendo Switch / Switch 2

SwitchとSwitch 2へ接続でき、コントローラーから本体のスリープを解除できます。ゲームを始めるたびに本体側の電源操作を行う手間を減らせるほか、ジャイロと振動にも対応します。ただしNFC/Amiiboには対応しません。

Android / iOS

スマートフォンやタブレットにも対応します。クラウドゲーム、リモートプレイ、コントローラー対応タイトルで1台を使い回せます。画面を手元へ固定したい場合はスマートフォンホルダーを別途用意します。

非対応:Xbox Series / Xbox One / PS5 / PS4のネイティブ接続には対応しません。変換アダプター経由の動作は、遅延や機能制限を含めて別扱いです。

低遅延性能・参考実測データ

ES MAXは、有線最大1000Hz、ワイヤレス最大730Hzを公称します。入力遅延はOS、接続方式、ファームウェア、測定方法で変わるため、ESシリーズとHyperlink 2採用機で確認されている範囲を接続方式選びの目安として整理しました。

接続ボタン平均遅延スティック平均遅延ポーリング目安
USB-C有線約1.7~2.5ms約2.0~4.0ms約999~1001Hz
Hyperlink 2約3.5~3.8ms約3.5~4.7ms約970Hz前後
Bluetooth / PC約3.5~4.0ms約3.7~4.4ms環境により約730~800Hz
Bluetooth / Switchモード約5.9ms約6.6ms約400Hz
数値の見方:上記はES MAXのすべての個体で同じ結果を保証する値ではありません。平均値に加えて、ジッター(ばらつき)と接続安定性も確認することが重要です。

有線は応答性を最優先する場合、Hyperlink 2はケーブルレスと低遅延を両立したい場合、Bluetoothはアダプターなしで複数機器へ接続したい場合に向いています。

実測値を見るときのチェックポイント

  • ボタンとスティックを分けて測定しているか
  • 平均遅延と最小遅延を混同していないか
  • ジッターと接続切れを確認しているか
  • 有線/Hyperlink 2/Bluetoothを同じ条件で比較しているか
  • デッドゾーンと入力カーブの設定が明記されているか

ゲームジャンル別の相性

ジャンルおすすめ設定ES MAXとの相性
FPS / TPSデジタルトリガー、背面にジャンプ/しゃがみ、低デッドゾーン非常に良い
アクション背面に回避/ダッシュ、標準感度非常に良い
レースアナログトリガー、スティック感度を穏やかに調整良い
格闘Dパッド4方向/8方向をタイトルに合わせて切り替え良い
RPG背面にマップ/ショートカット、Bluetooth接続良い
Switch 2普段使いSwitchモード、ジャイロ、スリープ解除良い。Amiiboは非対応

TT MAX・KK3 MAX・純正との比較

製品強み気になる点向いている人
GuliKit ES MAX新型TMR、背面2ボタン、スマートトリガー、Hyperlink 2同梱通常価格7,999円機能と価格のバランスを重視
GuliKit ES Pro低価格、TMR、低遅延、シンプル背面ボタンとトリガーストップなし基本性能と安さを重視
GuliKit TT MAX背面4パドル、テンション調整、磁気浮上振動、RGB機能が多く価格と重量も上がる左右対称配置で細かく作り込みたい
GuliKit KK3 MAX背面4パドル、豊富な機能、非対称配置世代が古く、接続別の遅延差に注意4背面パドルを優先
Switch 2 Proコントローラー純正連携、NFC、GL/GR、安定性TMRやデジタルトリガーは非搭載純正機能と安心感を最優先

ES MAXはTT MAXの廉価版ではなく、非対称配置と必要十分な2背面ボタンを中心にした別方向のモデルです。磁気浮上振動やRGBを省き、その分を新型スティック、スマートトリガー、付属アダプターへ振り分けています。

ES Proの詳しい操作感と測定データはGuliKit ES Proレビュー、4背面パドルやテンション調整が必要な場合はGuliKit TT MAXレビューも参考にしてください。

比較するときに注目したいポイント

  • 新型TMRスティックの直線性とセンター精度
  • 背面2ボタンで必要な操作を補えるか
  • スマートトリガーをFPSとレースの両方で使うか
  • Hyperlink 2込みの実売価格
  • スマートフォンアプリ中心の設定方法が合うか
背面ボタンが2つに限られる点、追加ショルダーボタンがない点、磁気浮上振動とRGBを搭載しない点は好みが分かれます。価格がES Proへ近いほどコストパフォーマンスが高く、TT MAXへ近づくほど機能差を慎重に比較したいところです。

メリット・デメリット

✅ 良かった点

  • 一体型角度検出TMR:摩耗対策と細かな入力に期待できる
  • 背面2ボタン:親指をスティックから離さず操作しやすい
  • スマートトリガー:アナログ/デジタルを物理的に切り替えられる
  • Hyperlink 2同梱:安定したBluetooth通信環境を利用しやすい
  • 交換式スティックキャップ:操作感を変更できる
  • 有線1000Hz・無線730Hz:高速通信に対応
  • Switch 2対応:スリープ解除、ジャイロ、振動を利用できる
  • マルチプラットフォーム:PC、Switch 2、スマホ、Mac、SteamOSで使える
  • GuliKitアプリ:日本語の画面でスティック、トリガー、振動、ボタン設定を調整しやすい

❌ 気になった点

  • 背面ボタンは2つ:4ボタン運用には対応しない
  • 磁気浮上振動とRGBは非搭載:演出や振動機能はTT MAXが上
  • テンション調整非対応:スティックの重さは変更できない
  • NFC/Amiibo非対応:読み取り機能は使えない
  • Xbox/PlayStation非対応:ネイティブ接続できない
  • 設定はスマホアプリ中心:Windows専用ソフトで細かく管理したい人には合いにくい
  • 高度な割り当ては限定的:キーボード/マウスやシフトレイヤー中心の製品ではない
  • 交換部品の入手性:購入時に販売状況を確認したい

おすすめできる人・できない人

おすすめできる人

  • ES Proに背面ボタンとトリガーストップが欲しかった人
  • Switch 2とPCの両方で使いたい人
  • FPS/TPSやアクションゲームをよく遊ぶ人
  • 非対称スティック配置が好きな人
  • ワイヤレスでも低遅延と安定性を重視する人
  • 4背面パドルまでは必要ない人
  • スマートフォンから設定を変更したい人

おすすめしにくい人

  • 背面4ボタンが必須の人
  • スティックテンションを細かく調整したい人
  • 磁気浮上振動やRGBを重視する人
  • Amiiboを読み取りたい人
  • Xbox/PS5でそのまま使いたい人
  • PC専用ソフトで高度な割り当てを作り込みたい人
ES MAXは、すべての機能を詰め込んだモデルではありません。使用頻度の高い背面2ボタン、トリガー切り替え、低遅延アダプター、新型TMRを、扱いやすい非対称ボディにまとめている点が魅力です。

よくある質問(FAQ)

QGuliKit ES MAXはSwitch 2で使えますか?
はい。Switch / Switch 2に対応し、コントローラーからのスリープ解除、ジャイロ、振動を利用できます。ただしNFC/Amiiboには対応しません。
QES Proとの一番大きな違いは何ですか?
ES MAXは一体型角度検出TMRスティック、背面2ボタン、デジタル/アナログ切り替え式トリガー、交換式スティックキャップを搭載し、Hyperlink 2アダプターも同梱します。
QTT MAXとどちらがおすすめですか?
非対称配置、背面2ボタン、必要十分な機能のバランスを重視するならES MAX。左右対称配置、背面4パドル、スティックテンション調整、磁気浮上振動まで必要ならTT MAXがおすすめです。
QHyperlink 2アダプターは付属しますか?
はい。ES MAXにはHyperlink 2 Bluetoothアダプター(PC05)が同梱されます。ES MAX専用レシーバーではなく、安定したBluetooth通信環境を提供し、対応するほかのBluetoothコントローラーでも利用できる場合があります。
QES MAXの入力遅延は何msですか?
公称ではESシリーズ共通の目安として、有線最小1.87ms、ワイヤレス最小3.25msが案内されています。平均遅延は接続方式、OS、ファームウェア、測定方法で変動するため、本文の参考レンジもあわせて確認してください。
Q背面ボタンには好きな操作を割り当てられますか?
G1/G2へ既存のゲームパッド操作を割り当てられます。FPSならジャンプとしゃがみ、アクションなら回避とダッシュなど、使用頻度の高い操作を割り当てると便利です。
QXboxやPS5で使えますか?
ネイティブ接続には対応しません。主な対応機種はPC、SteamOS、macOS、Android、iOS、Switch、Switch 2です。
Q発売日はいつですか?
GuliKit ES MAXは2026年8月12日に発売されました。通常価格は7,999円(税込)です。
QGuliKitアプリでは何を設定できますか?
キーマッピング、連射、スティック感度・デッドゾーン・レスポンスカーブ、トリガー開始位置、振動強度、ABXY入れ替え、背面ボタン、ジャイロ、プロファイルなどを設定できます。利用できる項目はファームウェアによって変わる場合があります。
QアプリがES MAXを認識しないときは?
ES MAXを対応機器へ接続して電源を入れ、本体の接続モード、ペアリング、アプリの「付近のデバイス」権限、ファームウェアを確認してください。改善しない場合は、本体とアプリを再起動してから再検索します。

筆者の総合評価とまとめ

4.5
/ 5.0
★★★★☆
ES Proの軽快さに、実戦向け機能を加えたバランス型
GuliKit ES MAXは、一体型TMR、背面2ボタン、スマートトリガー、Hyperlink 2を備えた上位モデルです。日本語対応アプリから各機能を視覚的に調整でき、TT MAXほど複雑にせず実戦で使う機能を的確に強化しています。

ES MAXの魅力は、ES Proの扱いやすい非対称レイアウトを保ちながら、FPS/TPSやアクションゲームで効果を感じやすい機能を追加したことです。背面2ボタンで親指の移動を減らし、デジタルトリガーで射撃入力を短くできます。

PCではUSB-C有線とHyperlink 2 Bluetoothアダプター、Switch 2やスマートフォンではBluetoothを使い分けられます。Switch/Switch 2はコントローラーからのスリープ解除にも対応。GuliKitアプリは大きなタイルと日本語表示で操作しやすく、スティックカーブやトリガー開始位置も数値とグラフを見ながら調整できます。

一方で、背面4ボタン、スティックテンション調整、磁気浮上振動、RGBが必要ならTT MAXが適しています。機能を使わず価格とシンプルさを優先するならES Proも有力です。

こんな方におすすめ:

  • Switch 2とPCで使えるコントローラーが欲しい方
  • 背面2ボタンで操作性を上げたい方
  • FPSとレースでトリガー入力を切り替えたい方
  • TMRスティック搭載モデルを選びたい方
  • ワイヤレスでも低遅延接続を重視する方
  • スマートフォンから設定を分かりやすく調整したい方
  • TT MAXほど多機能でなくてよい方
「ES Proでは少し物足りないが、TT MAXほど多機能でなくてよい」という人にとって、ES MAXはGuliKitのラインナップで最も選びやすいバランス型です。

GuliKit ES MAXの価格をチェック

通常価格は7,999円(税込)です。

本記事の評価は、メーカー様より実機を提供していただき、実機外観、確認済み仕様、接続方式ごとの測定をもとに作成しています。入力遅延、ポーリングレート、スティック精度、操作感は、個体、OS、接続方式、ファームウェア、ゲーム設定によって変動します。

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